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くままの部屋 in Hawaii

mizuhonn2.exblog.jp

yogaを広める者として

一通のメール。
週末の、さあこれからのんびり!という時に受け取った一通のメールが爆弾だった。

あまりにもひどくて、開いた口が塞がらないってこういうこと。

それは私が年末でいったん辞める事にしたスタジオのオーナーから。
辞めたのはスケジュールの都合で、格別もめたわけでもなんでもない。
オーナー自身は私のクラスによく出ていてくれたし、辞めるときも残念がってくれてまた機会があればぜひと言ってくれていた。
正しくは、メールはオーナーの奥さんでスタジオのマーケティングいっさい手がけている人。
彼女から私、ccで私が働いてる他のスタジオのオーナー、そしてなぜか、ルルレモンのマーケの人も。

内容は、かれこれ1年以上も前になるか、とあるヨガ関係のエージェントがこのスタジオにアプローチしてきたことから始まる。
色々質問のメールがきて、日本人だから私に間に入ってくれないかと頼まれたのだ。
日本人の生徒が増えれば私のクラスに来る人も増えるから、自分のクラスのマーケだとも言えるからぜひと頼まれて、引き受けた。
そう、好意で引き受けた。
エージェントの女性が私のクラスをうけにきて、もちろん無料で受けさせてあげて、その後少し話を聞いて、ただいますぐこのスタジオとどうこう、という姿勢ではなかった。
特にビジネスのことで色々聞かれたわけでもなく、何か機会があればぜひお願いします、といった感じでその後に1回メールをやり取りしただけだった。
その後私がどんどんプッシュするべきだったのか?
ただ、そのオーナーの奥さんからも後まったくフォローアップなどなく、こんな感じだったと説明したものの、こうしてほしい、こういったイベントを提案してほしい、なんて、何もなかった。
そしてもちろん、コンタクトをとってくれたらいくらいくら払う、なんて話もないし。
これで日本人生徒が増えればアナタも得するでしょう、といった姿勢だったわけだ。

そのままその話はすっかり忘れてしまった。

で、1年半くらいたった今、いきなり彼女、奥さんからメール。

あの話覚えてる、あなたが何もしないからそのまま立ち消えになったと思って別のインストラクターにコンタクトをとってもらったの、そしたらなんと、エージェントの人が『あのときのインストラクターは他のスタジオにこのディールをもっていって、そこのコンタクトとして1年の契約にサインした』と言ったという。

…は???

寝耳に水ってこういうこと?

なんじゃそりゃ。
1年の契約って何?
まったくもって、身に覚えもなんもないんですけど。

彼女のメールは激昂、といった感じ。
私のことを信用していたのに、ヨガもビジネスも一緒でそんなことしていいわけない、アナタのこの先の人生どうなるかわかってる?と続く。
明らかにアナタはハワイの人間じゃないわね、もしそうならハワイが狭いということを知っているはずで、こんなことしていたらますますハワイはアナタにとって狭くなっていくわよ。
と、ここまできたら脅しやん。
『この先ハワイでヨガ教えていけると思ってるの?』という意味だ。

…なんじゃこりゃ。

怒り、というよりはあきれてしまう、そして哀しい。

まずまったくの誤解であり、そしてそういったことを本人に直接聞きもせずこういった強烈な攻撃を、しかもメールで、しかも複数をコピーにいれて送ってくる。
ビジネスとして!と私をせめてるけど、ではアナタはビジネスオーナーとしてどうなんだろう?

かなりショックだったけど、まずは呼吸、そして落ち着いて返事を書いた。

まったくの誤解で、確かにその際は彼女はクラスにきて話したけどそこからすすまなかった、私のほうから積極的にもっと色々しなければいけないという意識はなく、話がきたら助ける、くらいのつもりだったし、その後オーナーサイドからもフォローアップはなかったのでそのまま忘れてしまった。
他のスタジオと1年の契約なんていうのはどこにもない話、考えられるとすれば、そのエージェントは私が通訳をしたトレーニングのエージェントをしているので、その1か月の通訳の契約が1年の契約と聞き違い?勘違い?なのではないか。
その他のスタジオのオーナーに対しても多少失礼な書き方をしていたので、それはすべきじゃない、そのエージェントの本人から聞いたわけでもなく、間に第三者をはさんでのこと、しかも私に直接何も聞かずにこういった攻撃的なメールを送るのはどうかと思う、と返事をした。
もし何ならそのエージェントと話してもいい、とも書いた。

彼女の返事は。

doesn't make sense, but whatever.

…は。

ふーん。

こうなると、もう次のメールを送る気すら失せる。
こういう人には誤解をとく価値もない。

ハワイは狭い、そう、私は痛いほど知っている。
そしてハワイ出身のはずの彼女に、そっくりそのままその言葉をお返ししたい。
こんなメールを出して、後々後悔しない?
もしこれが全くの誤解であったなら、どうするのだ。
1人のインストラクターなんてつぶしてもかまわない?
自分の方がオーナーでパワーがあるんだから?

それで彼女がいいのなら、それこそこの先の人生、どうぞお楽しみください、という感じである。
ビジネスオーナーとしてはもちろん、ヨガというものを広める1人として、まずいかなる状況でもこんな攻撃的なもの、しかも後にのこるよ、文章って。
ヨガをしているから、ヨガを教えているから人間ができているというわけではないというのは、すでに身をもって知っているけど。
ヨガ云々の前に、1人の成長したオトナとして、感情のまま言う、書く、というのはやっぱりやめたほうがいい。
だって、後で自分が痛いもの、そして言ってしまった言葉は決して戻す事ができないし、書いておくってしまったものは、今更『すみません間違いでしたので、送り返して頂けますか』というわけにはいかないのだ。

なんて書いてると、やけに悟ったヒトみたいだけど、いやいや、そりゃショックだったよ。
せっかくのウキウキ気分も一発でふっとんだ。
そしていやーな、苦い感情に襲われた。
彼女のwhateverの返事のあとは、もう色々書くのも面倒になってほうっておいたのだけど。
法律に詳しい友人からは、これ以上自分を攻撃するのなら法的に手段をとる、って返事かけ、と言われたけど、それもばかばかしいでしょ。

真実は真実。
私は有名なヨガの先生でも何でもないけど、私がヨガをどんなに好きかは周りの人が知ってる。
もしこの人のために教える機会がハワイで一時的にもてなくなっても(とは思わないけど)、いずれ時がきて人にわかるときがきて、だから今私が法律云々、なんて対抗して彼女を脅す事もない。
それよりは、無用な怒りとか、無駄なエネルギーを使うことはやめた方がいい。

そう思っていたら、その『私が1年の契約をむすんだ』と攻撃されているスタジオのオーナーからメール。
彼女もびっくりしたらしい。
そんな契約はないし、あなたがそんなことしないのはわかってるし、これはなんかの誤解だろうけどあまりにもお粗末な感じだね…って。
ヨガのコミュニティに関わるものとして、きちんと事実確認しないで攻撃するというのは哀しい、と彼女も同意してくれた。
そんな契約はないということはちゃんと相手に知らせる、どう書いたらいいか今考えてるから、と言ってくれた。

大丈夫。
100人の生徒でいっぱいのクラスをするヨガの先生でもないし、スタジオを経営するオーナーでもないけど、ちゃんと自分を信じてれば、わかってくれる人がいるよ。

私の大好きな人生の師がいつも言ってくれる言葉、『大丈夫、自分を信じて、宇宙があなたの味方だから!』。
by mizuhonn2 | 2013-03-25 15:48 | Yoga
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