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くままの部屋 in Hawaii

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Never Enough?

さて、ファミリーが本土へ帰っていきました…ほーっと息をつく、とともに、やっぱり寂しい。
最後に我が家でまたゲームをして白熱(笑)、このファミリーのゲームをみてると、みんなコドモで笑うな。
うちの実家だったら、かなり違う感じになりそう。

ホストとして皆を喜ばせて、さぞ満足だろうと思っていたダディ、どうやらそうでもないらしい。
なんでだ?
皆、ありがとうって帰っていったじゃん。

詳しくは書かないけど、彼はきっと長男としての気負いが重すぎるのかもしれない。
それに加えて、長い間日本、そして今はハワイと地理的に離れていることを、皆に責められているような気がしているらしい。
え、じゃあそれってアタシのせいじゃん(笑)?
自分は兄弟の悪い見本になっている気がする、って…


自分勝手なことを言わせてもらうけど…日本という全く違う国にいって、そりゃあ遊びもしたけどちゃんと仕事をみつけ、日本語を学び検定も受け、私のようなスバラシイ女性と出会って(と、ここは強調よ、強調!)ファミリーを築いて、ハワイとはいえちゃんとアメリカに戻ってまたいちから仕事を探してまっとうな生活をしてる。
これのどこが悪い見本だろう?
ドクターとか弁護士とかタイトルのある仕事をするのが良い見本なのか。
親のそばにすんであげることが、良い息子という証拠なのか。

どうして彼がそういう捉え方をするのか私にはわからない。
もちろん彼らがダディにどういう期待をしているのかもわからないから、完全に今の状況に満足しているとはいえない。
もしかしたら『こーんな日本人と結婚するから!』って思われてるのかもしれないし、子どもたちのことも『こーの悪ガキども』って思ってるのかもしれないけどね。

でも、変な言い方だけど、裏街道じゃなくてちゃんと税金をおさめる仕事について、健康に気をつけて家族で過ごす、こんな普通のことをするのがいかに大変なのか…みんな知ってる。
それだけで十分じゃないのかな。
もっとお金稼いで大きな家に住んで、家族を招待できて、オクサンもめっちゃバイリンガルで気が利いてアメリカ本土に住むのもいとわなくて、とか、欲を言えばきりがないかもしれないけど。

私はみんなのありがとうと言う言葉と、笑顔で帰っていたということを信じていいと思う。
自分に厳しいことも必要だけど、もっと自分を許して愛してあげることが大事。

つーか、自分を見つめ直して悩む前に、アタシに感謝しろよ、ダディ(笑)。
それで十分だ。
by mizuhonn2 | 2010-12-31 14:20 | Family
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