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くままの部屋 in Hawaii

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遠いIndia

アシュタンガの発祥はインド。
ある程度練習を続けていると、しかも私のように教えるようになると必ずといっていいほど、聞かれる。
『インドへは行ったの?行くの?』

マイソールスタイルで練習をはじめて数ヶ月たった頃、私の先生が今年は長期間でインドへ行くということを聞かされ、いきなり自分の中でも『インド』という文字が点滅しはじめた。
それまではインドなんて一生行きません、くらいに思ってたんだけど(笑)。
考え始めると、絶対に行かなければいけないように思えてくる。
アシュタンガをやる以上、いやしかも教える立場になるのであれば尚更。
それはいつのまにか『行きたい』という願望ではなくて『行かなければ』という義務感になり、幼い子供が2人いるという現実を頭の片隅においやってしまう。

もちろんダディの反応は『冗談じゃないよ』といったところ、まあ、当然です、普通に考えれば。
だって、行くのあれば最低1ヶ月は滞在したい、と言ったから。
親の手もない私たち、子供を彼に1ヶ月預けるのはフェアじゃない。
でも、義務感にかられている私には『どうしてわかってくれないの!』というもどかしさになってしまうわけだ。

その後も色々あって、怪我もして、彼がビジネスを始めたりもして、自分の中ではかなりアップダウンを経験した。
マイソールを週に一日、アシスタントとしてではなくて自分のクラスとして教え始めることにもなった。
先生は『たとえ2週間でも行くべきだ、いい経験になる。』と何度か私にいい、愛し合ってれば必ず相手は理解してくれるはず、と言う。
いつまでも『行く』と言わない私に、煮え切らないやつ、という印象をもったに違いない。

結局私は、今年インドへ行かない。
行けない、と言うべきか、いやでも自分で決めたんだから行かない、か。
金銭的なものもあり、そして何より今の状態で家族にそこまで負担をかけてまで行くべきなのかという疑問が、やっぱり消えなかったから。

こんなブログを先生は残していった。
It doesn't mean anything to be an authorized teacher
インドマイソールで認定を受けるには、少なくとも数回インドに数ヶ月滞在し、認定を受けたあとも定期的に戻らなければならない。
ライターは認定を受けている先生で、認定を受けているからすごい先生という意味ではない、というのには賛成、でも何の意味もない、とは思わない、という書いている。
まったく同感、私はものすごく意味があるものだと思う。
そして彼は、皆家族があり、仕事があり、簡単に行けるわけではない、愛する家族を置いていく、スタジオに生徒を残していく、それでも自分たちはインドへ行く、行くのに完璧なタイミングなど決してない、時間をむだにするなとも。
これはまさに私へのメッセージ?と受け取れるけど、ひねくれものの私は励ましととれず反発(笑)。

完璧なタイミングなんてない、それは確かにそうかもしれない。
そして私の先生を含め、誰もが何かを犠牲にして、それでも行くという選択をして行っているんだろう、それも確か。
でもその犠牲にするものの大きさやタイミングの差はあまりにも違う。
自分の夢を優先することで家庭を壊す人も、実際沢山いる。
それを後悔しないのであれば、それでいいんだと思う。
私にとって、今回2、3週間無理にインドへ行くことで得るものと失うかもしれないものを考えてみた。
インドで練習するということがそこまで必要なのか、今の自分に。
インドへ行ったというだけで先生としてレベルがあがるというわけではない。
もちろん貴重な経験になることは間違いないけど。
時間を無駄にするな、確かに、でも自分が今もっている大切なものをないがしろにするわけにもいかない。

いずれ行きたいとは今でも思う。
時期がくれば、自分がよばれているのであれば、きっとそんな日はやってくる。
今はハワイでこつこつ地道に早朝練習!(笑)
そしてインドでパワーアップして戻ってくる先生のしごきを楽しみに待つことにしよう。
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by mizuhonn2 | 2011-10-16 04:30 | Yoga
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